ナポリのピッツァ職人技

ナポリのピッツァ職人技がユネスコ無形文化遺産に登録され、ナポリを始めイタリア中で話題となっています。
数年前から、ピッツァをユネスコの世界遺産に登録することを目標とした運動が行われていました。
まだ、ピッツァ自体は登録される動きにはなっていませんが、ナポリのピッツァ職人技がユネスコ無形文化遺産に登録されることはとても素晴らしいことでもあります。
今回はナポリのピッツァ職人技について紹介していきます。

ナポリのピッツァ職人技とは

ナポリピッツァは、48時間もの時間発酵させた生地を指の腹を使い形を整えたり、空中で生地を回しながら伸ばしていきます。
そのスピード感あふれる技で、縁が厚くキレイな円形状にしていくのが特徴です。
焼き上がったピッツァは、熱々の状態で口に含むと生地のもちっとした柔らかさや生地に乗った食材の旨味を楽しむことができます。
昔から、安くて美味しいピッツァはナポリの人々から親しまれてきました。
受け継がれ磨いてきたその技は、いずれ世界中に広がり多くの人に知られることとなります。

ナポリピッツァと呼ばれるには

日本でもナポリのピッツァを食べられるイタリアンが増えてきています。
しかし日本で提供する「ナポリのピッツァ」にはいくつかの条件が必要です。
それは、1984年に真のナポリピッツァ協会に掲載されたもので、以下の条件が最低限必要です。

1、生地作りには小麦粉、酵母、塩、水の4つの材料で作ること
2、生地を伸ばす方法は道具を使わずに手のみを使うこと
3、生地を焼く時は窯の底で直接焼くこと
4、生地を焼く窯の燃料は薪か木くずのどちらかのみを利用すること
5、額縁のある窯を利用し、生地をふっくらと焼きあげる

これらの条件を満たすことによって、ナポリのピッツァと呼ぶことができるのです。
また、生地の上にはこだわり抜いた食材を使っています。
トマトソースは香りを重視するのか、酸味や爽やかさを重視するのか各お店によって変わってきます。
元々ナポリのピッツァは、庶民のために安くておいしいものをと作られたものです。
肩肘を張らず、庶民の味を熱々の内に食べることが鉄則なのです。

ナポリのピッツァは健康食

ナポリのピッツァにはモッツァレラチーズ、トマト、オリーブオイルなどその土地で取れる食材を利用しています。
イタリア人は「世界で最も健康な国」として知られていますが、それは普段からチーズやオリーブオイルなど、健康に良いとされる食材を口にしているからだと言われています。そした食生活が、がんや心筋梗塞の予防に繋がっているのです。
しかし、ピッツァ1枚のカロリーはとても高いため食べすぎには注意が必要です。
食べ過ぎは、炭水化物により血糖値が上がるだけでなく、糖尿病や脂肪が付きやすい身体になってしまうので食べ過ぎないようにしましょう。